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お笑い 男の星座2

 今週のAERA(朝日新聞社)の「現代の肖像」に水道橋博士が取り上げられておりました。書き手は木村元彦さん。豪華ですね、「悪者見参」(集英社文庫)、「オシムの言葉」(集英社インターナショナル)など優れたノンフィクションを書かれており、おそらく多忙であろう作家さんに、水道橋博士を描かせるとは。
 浅草キッドがテレビで漫才を披露しなくなって15年も経ってしまうのですか。木村さんは、いきなり浅草キッドの漫才ネタを文頭に持ってこられております。しかしいいんでしょうか、なかなかすごいネタを書いていらっしゃいますが。確かにこれではテレビに乗せられません。
 「放送サイズのネタをテレビに合わせてやるのはつまらないから」、自分たちの手法でネタを広く伝えていく。ラジオしかり書籍しかり「ネタ番組」以外のテレビ番組で、いまもなお闘い続ける男を一年半に渡って追っかけたというこのノンフィクション、短いですが読み応えがあります。つまらない逮捕劇の報道に時間を費やしているんだったら、浅草キッドの漫才をどうやって放送にのせるかに思考をめぐらせたほうが、テレビ番組製作者の皆さんにとってもずいぶんと価値のあることのようにも思えます。
 まったく存じ上げませんでした、「お笑い男の星座2」(文春文庫)って大宅壮一ノンフィクション賞の最終選考まで残ったんですね。審査委員の中には意外と頭が柔らかい方もいらっしゃるご様子で。重松清さんは「相手の言葉を血肉レベルで受け止め、それを再現できる」と激賞した、なんて書かれていらっしゃいますけれど、裏を返せば今のノンフィクションの書き手って……ってことなんでしょうか。特定の取材相手にベッタリと張り付いて、その発言だとか行動だとかにちょこちょこって感想文を付け加えてハイ、終わりというようなノンフィクション本が跋扈していることに対しての皮肉だったのかもしれません。ハイ、これは僕の感想でした。
 この「男の星座2」なんかはこう正当な評価を受けたようですけれどね、有名人だの芸能人が書いた本というのはやっぱりどこかでちょっと低いところで見られているのは間違いのないことでして、どんなに優れた小説を書こうが半生記を書こうが、世に名だたる賞の候補になったなんていうことはこれまでなかったんですね。凡百の小説を合わせたものよりも、珠玉のタレント本一冊のほうが販売部数が多いなんていうことはザラなんですけれどね。どうもそういうものを評価したくないという方々が多いようで。水道橋博士さんだの吉田豪さんだの、そういう賞があったならば「名誉称号」まで与えられそうな方々は多くいらっしゃるのにもったいない。
 なんて憤慨を、高田純次さんの名著「人生教典」(河出書房新社)を題材に記した日誌が2004年の12月8日のところにありますので、興味のある方はご一読を。まだ大型の書店に並んでおりますので「人生教典」も併せて。あ、ブックオフにもよくありますので。
 本日はこれから明日分の読書に励まねばなりません、ここらで失礼することにいたします。
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  1. 2006/01/24(火) 00:00:00|
  2. 2006
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